留学生採用で失敗しない!人事担当者が知っておくべき注意点まとめ

留学生の採用は、企業のグローバル化を促進し、多様な人材を獲得する有効な手段です。しかし、留学生採用には、ビザ・在留資格、文化・習慣の違い、日本語能力など、注意すべき点が多岐にわたります。これらの注意点を把握せずに採用を進めると、不法就労や早期退職などのリスクが高まります。本記事では、留学生採用で失敗しないために、人事担当者が知っておくべき注意点を網羅的に解説します。

目次

外国人留学生採用の現状と重要性

出典:PIXTA

近年、少子高齢化の進行により、企業は人材確保に苦慮しています。そのため、外国人留学生の採用がますます注目されています。

たとえば、外国人留学生が「在留資格変更許可」を申請した31,955人(※)のうち、許可を得たのは28,974人(※)であり、80%以上が就労ビザを獲得しています。

また、留学生の多様な価値観や背景を理解する企業も増えており、今後はさらなる文化的多様性の受け入れが求められるでしょう。

“出入国在留管理庁 公式HP”参照

外国人留学生採用におけるビザ・在留資格の注意点

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日本人とは違い、外国人留学生を採用する際はビザや在留資格に気を配らなくてはいけません。ここでは、外国人留学生採用におけるビザ・在留資格の注意点を解説します。

在留カードの期限の確認と更新

外国人留学生を採用する際は、在留カードの有効期限を確認しましょう。あってはならないことですが、期限が切れている場合は不法滞在として処罰される可能性があります。

そのため、採用前に必ず在留カードの有効期限を確認し、定期的に更新手続きを行うことが重要です。在留資格が変更される可能性もあるため、雇用契約を結ぶ前に更新手続きが完了していることを確認しましょう。

ビザの種類を確認

日本で留学生として滞在している学生は、「留学」というビザを保持しています。このビザは、基本的には学業に専念することを前提としているため、自由に働くことはできません。

しかし、「資格外活動許可」を申請すれば、限定的にアルバイトなどが許可される場合もあります。そのため、企業側は応募者のビザの種類をしっかり確認し、資格外活動許可が出ているかどうかを確かめたうえで採用する必要があるのです。

不法労働のリスクと対策

ビザの条件に従わずに留学生を雇用すると、不法労働とみなされる可能性があります。本人に罰則が科されるだけでなく、企業に影響が出る可能性もあるので注意しましょう。

特に、「資格外活動許可」を取得せずに働かせてしまうと、企業が処罰されるだけでなく、留学生は日本から強制退去となる場合があります。そのため、雇用契約を結ぶ前に必ず資格外活動許可を確認するようにしましょう。

外国人留学生採用における労働環境の注意点

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外国人留学生を受け入れるには、適切な労働環境を整える必要があります。ここでは、外国人留学生を採用する際に押さえておくべき労働環境の注意点について解説。外国人留学生を採用する際は、参考にしてみてください。

労働関連法を遵守する

外国人留学生であっても、日本の労働法が適用されます。具体的には、最低賃金や労働時間、休暇、労働契約の明記、労災保険の加入などが対象です。

また、外国人社員特有の問題や状況に配慮しつつ、職場での平等な労働環境を確保することが求められるため、注意しましょう。

留学生の就労時間制限は28時間以内

​​留学生は、「資格外活動許可」を得た場合でも、1週間に28時間以内(※)しか就労することができません。企業側はこの制限を守り、留学生の労働時間の管理を徹底する必要があります。

ただし、長期休暇の期間に限り、1日8時間まで就労時間を延長することが許される場合もあるので、確認しておきましょう。

“出入国在留管理庁 公式HP”参照

就ける職種に制限がある

留学生が就業できる職種には在留資格の種類やこれまでの経歴によって制限があります。しかし、風俗業やパチンコ店、キャバクラ、マッサージ店など、特定の職種ではそもそも就労が認められていません。

そのため、企業側は、就業場所や職種が許可されているかを確認し、適切な業務内容を提供するよう配慮する必要があります。

外国人雇用状況届出書の提出

外国人を雇用する際、企業はハローワークに「外国人雇用状況届出書」を提出する義務があります。提出を忘れてしまうと罰金を支払わなくてはいけないため、注意しましょう。

この届出書には、外国人留学生が働く職種、雇用条件、就業場所などを記載する必要があります。もし分からない場合は、ハローワークの担当者に確認しましょう。

外国人留学生採用における文化の違いやコミュニケーションの注意点

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外国人留学生の採用が進むなかで、文化の違いやコミュニケーションの課題に直面する企業も少なくありません。ここでは、外国人留学生を採用する際に注意すべき文化の違いやコミュニケーションの注意点について解説します。

文化や習慣の違いを理解する

外国人留学生は日本の文化や習慣に慣れていないケースもあるため、企業側は外国人留学生の文化や習慣を理解し、配慮することが重要です。

特に、仕事に対する考え方や、仕事の進め方に違いが見られることが多いため、採用前に日本の職場文化やビジネスマナーについて説明を行うなどの工夫が求められます。こうすることで、相互理解を深め、円滑なコミュニケーションができるでしょう。

日本語能力試験を活用する

外国人留学生を採用する際は、日本語能力試験を活用して、留学生の日本語能力を事前に確認することが重要です。日本語能力試験にはN1〜N5までのレベルがあり、数字が小さいほど日本語能力が高いことが分かります。

企業によっては、ビジネス日本語が求められる場合もあるため、採用時にしっかりと評価することが重要です。

分かりやすい指示とフィードバック

外国人留学生に指示をする際は、分かりやすい表現を心がけましょう。これは、日本語を母国語としない外国人留学生の場合、指示の意図が理解できないことがあるためです。

また、業務を進めるなかで定期的なフィードバックを行うことも重要なポイントのひとつ。改善点を伝える際には丁寧かつ温かい言葉を選びましょう。

従業員への理解を得ておく

外国人留学生を採用する場合は、既存の従業員への理解を得ておくことも大切です。多様なバックグラウンドを持つメンバーがお互いを認めあうことで、チーム全体の雰囲気や労働環境が円滑になります。

また、定期的に研修を実施し、多様性やダイバーシティへの意識を高めることも方法のひとつです。

相談窓口を設置する

外国人留学生は、言葉の壁や文化の違いから職場で不安を感じることがあります。安心して働ける環境を提供するために、相談窓口を設けると良いでしょう。

問題が生じた際に気軽に相談できる場を設けることで、外国人留学生も不安を感じることなく働けるはずです。

グローバル採用の相談は「トクマド」がおすすめ

特定技能人材の採用を検討しているなら「トクマド」がおすすめです。人材紹介から採用後まで、サポートが充実しているので、初めて外国人留学生を受け入れる企業でも、採用をスムーズに進められます。

通訳サポートやビザ昇格手続きの管理監督まで行ってくれる点も魅力のひとつ。ぜひトクマドを利用して、特定技能人材の採用を進めてみてください。

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留学生採用時の注意点をチェックしよう

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本記事では、外国人留学生を採用する際の注意点を解説しました。外国人留学生を採用する際は、外国人留学生の文化や習慣、日本語能力などを考慮する必要があります。外国人留学生を採用する際は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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